第19話  多枚数、悪条件こそデジタルが最適

 私にはあまり多くないケースですが、上棟式のスナップです。 時々小雨が降り、内部は暗く撮影
には見事な悪条件ぞろいです。
 フィルムで撮影していたら苦労しますね。 スナップはいいシーンを求めてたくさん写しますので、
フィルムをチェンジする時にかぎっていい場面出くわすなんて、よくあります。 この時のカメラは
EOS−20Dで、1ギガのCFカードにローデータで120カット位撮影でき、チェンジ中にタイミングを
逃すことはまずなくなります。 交換することも手間取りませんし、かさばることもありません。
 JPGで記録すれば、圧倒的に撮影枚数が増えますが、条件のきつい場所ではローがお勧めです。
データ変換の際の融通幅が大きく、安心感があり撮影に専念できます。

 下の作業場内部は、暗さにましてワイドで写してますから、ストロボの効果よりも周りの光を利用して
撮影しています。 ISO400で撮影しましたが、このシーンなら800でもかまわないでしょう。
 外に近い箇所と内部では明暗差が大きく、ローデータの変換メリットが一番発揮されます。